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唇顎口蓋裂とは?
1.唇顎口蓋裂とは
胎生時に上顎は左右から上顎の突起が成長してきます。その結果、左右の突起が接触し閉鎖されてきます。この、左右の突起の接触が生じず閉鎖しない状態です。これは鼻と口が隔離されずつながっている状態です。
2.唇顎口蓋裂の症状について
鼻と口がつながっているため、お乳がうまく飲めず鼻からあふれてきます。その際呼吸も難しくなり、呼吸困難に陥る場合もあります。また、お話ができる時期になると、声が鼻から漏れてしまいます。
3.唇顎口蓋裂が引き起こす弊害
- 摂食障害
- 発音障害
- 上顎成長障害による不正咬合
4.唇顎口蓋裂の検査・診断
歯科矯正において行う検査は、
写真:顔貌&口腔内
レントゲン:歯のレントゲン&横顔のレントゲン&正面のレントゲン
口腔模型
です。
5.唇顎口蓋裂を治す方法
これは、生後から18歳くらいまでかかる治療になります。
- 1.生後より、口と鼻を分けお乳を飲みやすくするため装置を用いて行います。
- 2.生後半年くらいで唇裂の閉鎖を行います。
- 3.発音が始まる1歳半くらいで口蓋閉鎖手術を行います。これにより発音をしやすくします。この手術により、上顎の成長に影響が出る場合があります。その場合、早期からの矯正治療が必要となります。
- 4.まず上顎の拡大が必要になります。
- 5.これにより歯が生える場所の骨に隙間が大きくなった場合その部分に骨移植を行いその場所に歯が出やすい状態を作ります。永久歯の萌出を待ちます。
- 6.萌出後矯正装置を用い歯並びの治療を行います。
- 7.18歳位で(成長が終わりに近いところ)口唇や鼻の修正手術を行います。


主訴 | 受け口、歯ががたがた |
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診断 | アングルⅠ級 反対咬合 左側唇顎口蓋裂 |
初診時年齢 | 16歳8か月 |
装置 | 拡大床、マルチブラケット |
抜歯非抜歯 | 右上第2小臼歯、下顎左右第1小臼歯抜歯 |
治療期間 | 3年4か月 |
通院回数 | 37回 |
治療費 | 矯正治療費約24万 公的医療保険の適用のため保険診療となります |
矯正歯科リスク | 歯の移動による痛み |
装置が粘膜に当たることによる口内炎 | |
ブラッシング不良による虫歯、歯肉炎 |
6.唇顎口蓋裂治療後の再発
1次手術(口蓋閉鎖手術)の状態が後の矯正治療に影響します。特に、矯正初診時において上顎が狭くなっている場合、矯正では上顎の拡大が必要なためその拡大の後戻りが多くみられます。それにより、歯並びが大きく変化します。