マウスピース矯正

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは

現在の歯並びの状態をシュミレーションし、20~30段階に歯並び状態を分割します。

それぞれの段階の歯の形をしたマウスピースを交換していくことで、歯を動かしていきます。

目立たず、透明に近い、取り外しが可能なマウスピースを用いた歯科矯正は、現在、世界45カ国以上の国々で提供され、これまでに1800万人を超える患者様が治療を受けられています。(2025年3月現在)

マウスピースのみではなく、必要な場合ワイヤー矯正も併用することがあります。

マウスピース矯正治療の強み

マウスピースを定期的に取り替えることで歯の移動を行います。マウスピースは透明なため目立ちません。また、口腔内環境も清潔に保たれ痛みも少ないようです。

しかし、抜歯ケースにおいて、移動量を減らすなどの方法をとる必要があります。

その結果治療時間が延びることがあります。また、マウスピースをしっかり入れられない場合、治療は進みません。

マウスピース矯正がおすすめな方

特におすすめは、金属アレルギーのある方です。金属を一切使わないので安心して治療ができます。

また、虫歯になりやすい方もおすすめです。食事の時マウスピースを外して食べ、歯ブラシも容易にできます。

マウスピース矯正治療の期間

約1年です。ただし、症例によっては長くかかる場合もあります。

マウスピース矯正の
メリット・デメリット

マウスピース矯正のメリット・デメリット

メリット

  • 金属アレルギーの人、虫歯のできやすい人に使用できます
  • マウスピースが透明なため審美性も良い
  • 痛みがワイヤーに比べ少ない

デメリット

  • 歯の把持力が弱いため、ワイヤー矯正に比べ歯の動きが悪い
  • マウスピースを1日22時間口腔内に入れていないと、うまく動かない
  • 難しい症例には適しません

他矯正との比較

※横スクロールにてご確認ください。

マウスピース矯正 ワイヤー矯正 裏側矯正(ワイヤー)
治療方法 マウスピース ブラケットとワイヤーを使用 歯の裏にブラケットを付け
ワイヤーを使用
特徴 マウスピースを少しずつ変化させ
歯の移動を行います
ワイヤーの力をブラケットに伝え
歯の移動を行います
ワイヤーの力を
歯の裏に着けたブラケットに伝え
歯の移動を行います
痛み ワイヤーに比べ少ない 年齢が若いほど痛みは少ないです 年齢が若いほど痛みは少ないです。
また、舌に影響があります
期間 1年~4年 1.5年~4年 2.5年~4年
通院回数 10回~40回 20回~50回 20回~50回

マウスピース矯正は
どこでしても同じではありません

歯科矯正のトレーニングを受けていない先生の場合、問題が生じやすいと思います。

当院は、日本矯正歯科学会認定医の院長が対応致しますので、どの歯並びにも対応可能です。

予約から施術の流れ

  1. 矯正カウンセリングお電話、もしくはオンライン予約フォームから無料相談にお申し込み下さい。お口を診せていただき、状態を把握します。その際、ご不安なことに説明をさせていただきます。
  2. 精密検査パノラマレントゲン、セファロ撮影、顔面写真、口腔内写真撮影、歯型取りを行い、お口の中の状態を拝見します。他院での検査結果のデータや、治療計画・見積もりなどをお持ちの方は、持参いただいても結構です。
  3. 検査結果現在の歯並びの状態、顎との関係について説明します。これからの治療方針について説明します。矯正料金およびその支払い方法についてご相談させていただきます。その上で、治療を進めるご了解を確認します。
  4. 矯正治療開始もし、虫歯がある場合、抜歯が必要な場合それらの処置をかかりつけの歯科医院で治療を行っていただきます。
  5. 保定歯並びが元に戻らないように保定を行います。矯正治療が終了しましたら、装置を外し、保定装置に変えます。保定装置は取り外しのできる物になります。
    しかし、約1年は1日中入れていてください。外して、3ヶ月は特に戻りやすいです。1年後から夜だけの装着に変わります。約1年から2年かけ保定装置の装着時間を減らし、週1回夜のみにします。これを、一生続けてください。途中でやめてしまいますと、時間をかけて後戻りをします。

よくあるご質問

よくあるご質問

マウスピース矯正中に
食べてはいけないものはありますか?

マウスピースを外せば、何でも食べられます。

マウスピース矯正中に
気をつけることはありますか?

食後の歯ブラシはしっかり行ってください。また、食後のマウスピース洗浄を行ってください。

マウスピース矯正中にできない
スポーツはありますか?

スポーツは食いしばることが多いので、スポーツ中はマウスピースを外してください。ただし、スポーツ時間が長く、毎日になると治療に影響が出てきます。

装置をなくした場合は
どうなりますか?

その部分のマウスピースの再製になります。